- 障害者雇用で働くのやめとけと言われてるけど本当なの?
- 障害者雇用でネガティブな意見が多いけど一方で満足に働いている人がいるか知りたい。
といった悩みや疑問を解決できる記事です。
障害者が障害者雇用で働いていると「障害者雇用はやめとけ」と感じる時があるでしょう。
そこでこの記事では大手企業に勤める障害者でこぽんが障害者雇用は「やめとけ」と言われる理由と実態を丸ごと紹介します。
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障害者雇用はやめとけと言われる理由
障害者の方が会社に勤め働く時に悩む事が障害がある事を伝えて仕事をする障害者雇用と、障害である事を伝えずに働く事で周囲の人たちと同じように働く一般雇用があります。その中で障害者雇用はやめておいた方がいいと言うのはデメリットがあるからです。
どちらで働くにしろメリットとデメリットはあるので、自分にあった働き方を選べると長く仕事を続ける事ができ、安定できるでしょう。
給料が安い
障害者雇用はやめとけと言われる大きな理由としてあげられるのが、給料面です。やはり一般雇用より給料は安くなってしまうのがデメリットです。障害者雇用の場合、一般雇用よりも給料が安くなると言われています。実際に障害者雇用の平均年収は、一般の平均年収と比べると200万円ほど低いと言われているのです。
なぜ給料に違いが出てくるのかと言うと、障害物雇用の場合、働く上で様々な制約や配慮が必要になるからです。例えば、労働時間を短縮して働くことで時間が短くなり働いた成果、対価が少なくなってしまうので、給料もそれと同様少なくなってしまいます。また、障害者雇用だと業務内容が配慮されます。障害者の状態にあわせて比較的仕事の難易度の低い業務を任される可能性があり、働く上で仕事の業務内容の難易度が難しければ、それだけ給料も上がる為、障害者雇用の場合給料が安いといった状態になってしまうのです。
倉庫業や清掃業といった職種しかない
障害者雇用の場合、倉庫業や清掃業といった職種が多くなってしまいます。なぜなら、営業などの人と関わる場合相手のお客様に合わせないといけなかったり、デスクワークなどのパソコン作業でも、パソコンの事を詳しくないと出来なかったりする為、仕事の難易度が比較的高いといった特徴があります。障害者雇用の場合、病状などによって仕事内容は配慮されるので、単純作業が多くなってしまうのが現状です。その点、倉庫業や清掃業は単純作業というところや同じ事の繰り返し作業になるので、比較的仕事の難易度は低く誰でも出来るということから、配慮された結果障害者雇用の場合その様な職種が多くなってしまうのです。
求人が少ない
障害者雇用だと求人数が少なくなってしまうという事もあります。自分の条件に合う求人が少ないないと言ったことも一つの理由です。障害者雇用だと、一般雇用の人と比べて求人数が少なくなってしまいます。
その理由としては、単純作業などの求人が多いと言う所や障害者雇用の場合、仕事をする上で、必要な配慮が必要となるためです。なので、難しい仕事内容の求人を募集している会社というのは限られてしまいます。そもそも、障害者雇用を受け入れていないという会社もありますし、求人数が少ないことから自分のやりたい事ができないので、障害者雇用はやめとけと言われる原因でもあります。
ただ障害者雇用でも待遇のいい求人はある
一般的にみたら障害者雇用の求人は少なく、待遇があまり良くないというのが現状ですが、その中にも、待遇のいい求人もあります。
障害者向け求人サイトには待遇のいい求人はある
障害者雇用を考えた時には、障害者向けの求人サイトで求人を調べることにしましょう。そこは一般的な求人よりも障害者の方の専門の求人サイトなので、いい求人がある可能性も高くなります。
良い障害者雇用求人のポイント
す。求人サイトのサポート体制がしっかりしているかを確認しましょう。基本的には条件を求人サイトに送る事でその条件にあった求人を提案してくれます。まず、自分の条件に合った求人を障害をしてくれているかです。中には、自分の条件とは異なる求人を紹介されることもあります。また、連絡頻度は定期的かという事です。あまりにも連絡が遅い場合には、親身になってくれていない証拠でもあるので、その様なサポート体制がしっかりしているところで求人を探すと良いです。
健常者と同レベルの給料がもらえるか?
求人サイトによって、掲載される求人は変わってきます。自分の希望する給料、もしくは、健常者と同レベルの給料がもらえるのかもポイントのひとつです。あまりにも求人が少ない様であれば、その求人サイトはかなり小規模な可能性があるので、他の求人サイトで探す事も考えましょう。
障害者雇用の実績はあるか?
障害者雇用枠ならではの求人における記載内容が障害別採用実績になります。 そもそも、障害別採用実績をオープンにしている会社としていない会社がありますが、
応募をする上で乗っていれば非常に参考になります。なかなか採用されないと感じている方は、ご自身が受けている会社が自分と同じ障害を持っているか採用した実績がある企業を探して受けてみると採用確率も上がりやすいです。
職種は限定的ではないか?
職種もしっかり確認する必要があります。
確認せずに入ると自分が働いた時にイメージと違うといった相違点が出てきてしまいます。採用された会社が職種が限定的ではないかというのを確認する事が大切です。
離職率が高くないか?
離職率とは、その企業で従業員がどのくらい辞めているのかの指標です。基本的には1年以内や3年以内ほどの短い間のうちに退職した人の割合から出すのが一般的といわれています。離職率が高い会社は、入った人が働いてみて何かしらのギャップを感じる事が多いという事です。なので、離職率が高いというのは印象が悪く見えてしまうので、そのパーセントがどのくらいなのかを確認することはとても大切です。
有給取得の取得率は高いか?
有給取得率が高いかというのも重要なポイントです。障害者雇用の方は障害をもっているので、病状によっては、急な病院への通院が必要になる可能性があります。有給取得率が低い場合、有給が使えずに障害者の通院などにお休みが満足に取れないという可能性も出てきてしまうのです。また、有給取得率が高いと言うことは、会社にそれなり余裕があるというのもわかります。有給取得率が高いかの確認も事前に行いましょう。
会社に合理的な配慮をしてもらうコツ
会社に合理的に配慮をしてもらうためには、周囲の一緒に働く人たちとある程度コミュニケーションを取る必要があります。ある程度仲を良く取り持つ事で、配慮されやすくなります。人は感情で動くことが多いので、仲が良いと配慮は受けやすいでしょう。
面接のときに必要な配慮を伝えて適正にあった職種にしてもらう
最初にに必要な配慮を伝えておくことが大切です。そうする事で、障害の病状にあった職種に配属される事ができます。伝えずにいると、業務内容が思っていたのと違う、しんどい、辛いなどの働く事がストレスになってしまう可能性もあるので、最初に伝えることでその不安を消して、自分にあった職種で働けるようにする事が大切です。
上司に相談する
もし、働いてみて自分に合わないなと感じる様であれば、上司に相談することが大切です。働きづらいと思いすぐに退職などの選択の前にまずは相談することで、職場の環境改善や職種の変更により、働きやすい環境に変化するかもしれません。まずは相談して現状の説明をしましょう。
同僚に自分の病気を話して「できないこと」を伝える
周囲の同僚に病気の事を説明する事はとても大切なことです。まずは、出来ない事を伝えましょう。そうする事で自分の出来る仕事を振ってくれる様になりますし、出来ない仕事は同僚が代わりにやってくれると言う環境ができます。そうなると非常に働きやすい環境になるので、サポートしてもらえる所は同僚などに頼んで自分の働きやすい環境を作りましょう。
長く働き続けるなら障害者雇用がベスト
一般雇用と障害者雇用の選択肢がありますが、長く働き続けたいと思うのなら障害者雇用がベストです。一般雇用で働いた場合、周囲からの配慮は全くありません。そうなるとできない仕事を振られる可能性や病院に通院しづらい、コミュニケーションが取れずに人間関係が上手くいかないなど様々なストレスを抱える可能性があります。そういった配慮がない所から心身が辛くなり、休職、退職になってしまうということがあるので長く働くのなら障害者雇用がベストです。
障害者雇用の正社員を狙うのが最適
将来的には障害者雇用の正社員を狙うのが最適です。障害者雇用の転職エージェントを利用することをオススメします。
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